税金滞納しているとカードローンやクレジットカードの審査に落ちる?

  • 税金を滞納しているとローンの審査に通らないのか
  • ローン会社に税金滞納はバレるのか
  • 税金滞納していても住宅ローンに通るのか

そのような疑問を解決するための記事になっています。

現在税金を滞納している人や、過去に税金滞納していた人はカードローンやクレジットカードに申し込むことにためらいがあるでしょう。自分は税金滞納が原因で審査に通らないのではないかと。

この記事では、「税金滞納はローン審査の対象になるのか」、「税金滞納していてもローン審査に通るのか」について分かりやすく解説していきます。

記事を読み終えると、税金滞納している人がローンの審査に落ちないためにはどう申し込めばいいかが分かります。

税金滞納はローン審査の対象になるのか

「税金を滞納するような人にはお金は貸せない」

カードローン会社やクレジットカード会社がそう思ってもおかしくはありません。ですが、税金を滞納していてもカードローンやクレジットカードの審査には影響ありません。

住民税などの税金を滞納していても、カードローンの審査は通ります。審査の項目に「税金を滞納しているか?」という項目がないからです。

それに、税金を管理しているのは自治体や国の行政機関ですが、消費者金融や信販会社が問い合わせをすることもありませんし、できません。

カードローンの審査についてはこちらで詳しく解説していますので、審査が不安な方は読んでおいてください。

税金滞納はローン会社にバレているか

カードローン審査には「税金滞納」という項目はありません。ですが、「カードローン会社には税金滞納をバレているのか不安な人もいるでしょう。

「税金滞納」はブラックリスト?

まず、カードローンに申し込むと、カードローン会社は信用情報機関に申込者の信用情報を見ていきます。「過去に金融事故を起こしていないか」をチェックします。

信用情報機関に金融事故情報があればブラックリストなので、カードローン会社は審査に落とします。

ブラックリストについては、過去記事の「ブラックリストだといつまでローンを組めない?」を参考にどうぞ。

もし「税金滞納」が金融事故情報をして登録されていると、ブラックリストということで審査落ちするはずです。

ですが安心してください。信用情報機関に「税金滞納」の情報は登録されません。

ネットで見かける「税金滞納しているとブラックリストだから審査に落ちる」というのはウソです。

税金をクレジットカード払いにしている人は注意

下記に書いてある税金はクレジットカード払いができます。

  • 所得税
  • 住民税
  • 自動車税
  • 固定資産税

他にも、税金ではないですが国民健康保険料や国民年金保険などもクレジットカード払いができます。ポイントがたまるカードもあるので、うまく利用できればお得です。

しかし注意が必要なのは、税金や保険料を払えない場合はクレジットカードを滞納することになることです。

クレジットカードを滞納すれば信用情報機関に「滞納(延滞)」と登録されます。つまりブラックリストになります。

審査に通らない理由は「税金滞納」ではなく「クレジットカードの滞納」です。

金融機関に税金の滞納がバレるケースもある

カードローン会社は「税金を滞納しているか」直接調べることはありませんが、申込者が税金滞納していることが分かれば、審査に落とす可能性は高いです。

どのような状況で税金滞納がバレるのでしょうか?

金融機関に税金滞納がバレる可能性があるのは?

金融機関が審査でチェックできるのは主に下記の3つ点だけです。

  • 信用情報機関の信用情報
  • 申込者と直接電話する
  • 申込者が提出した書類(収入証明書など)

信用情報機関の信用情報が見られた時

先ほども説明した通り、信用情報機関に税金滞納の情報はありません。
ここではバレません。

申込者と直接電話した時

一般的に、カードローン会社は申込者と2回直接電話で話します。申し込み後の1次審査に通った時と、在籍確認の時の2回です。在籍確認の時は申込者が直接電話に出なくても問題ないので、直接の電話連絡は1回のみのケースも多いです。

この電話で「税金滞納をしていますか」と聞かれることは基本的にはありません。

在籍確認について下記の記事で詳しく解説しています。

申込者が提出した書類が見られた時

申込者が提出する書類は下記の2種類です。

  • 本人確認書類(免許証・保険証など)
  • 収入証明書類(源泉徴収票・給与明細書・納税証明書など)

ここで税金滞納がバレる可能性があります。「納税証明書」を提出した時です。

一般的なカードローン・クレジットカードでバレることは少ない

「納税証明書」を提出した時にカードローン会社に税金滞納がバレます。といっても税金滞納しているので納税証明書は提出できませんが。

これで少し安心できたのではないでしょうか?

金融機関が申込者の税金滞納を知る方法は「納税証明書が出せないこと」だけです。税金滞納がバレるのはほとんどこの段階です。

対策としては、収入証明書類は源泉徴収票や給与明細書を出すことです。これだけで納税証明書の提出を回避できます。

注意が必要なのは、この「納税証明書」を提出が義務づけされている場合です。

住宅ローンと事業用ローンは納税証明書の提出が必須?

住宅ローンと事業用ローンは金額も大きくなり金利も低いため、審査が厳しいです。そのため必要書類も多くなる傾向にあります。

住宅ロ-ンは税金滞納者に厳しい

例えば三井住友銀行住宅ロ-ンの場合、年収確認書類として納税証明書の提出が必須になっています。

入手先:税務署
●発行後3ヵ月以内のもの。
●直近3期分の納税証明書(その1、その2)をご準備ください。
●納税証明書の記載内容が判読できるよう、それぞれ1枚ずつ全体を撮影してください。
(引用元: 三井住友銀行

きつい条件のひとつが「直近3期分の納税証明書」という条件です。この書類は年収の確認だけでなく、過去3年間税金滞納をしていない証明の意味もあります。

過去3年以内に税金滞納をした人は、今の収入が高くても住宅ローンの審査に落ちる可能性が高いです。

事業用ロ-ン(自営業者・個人事業主も対象になる)は税金滞納していても何とかなる

事業用ローンはビジネスローンとも呼ばれており、事業用の資金借り入れ方法のひとつです。銀行融資よりもスピーディーにお金を借りれることで人気です。

一般的なカードローンの使い勝手のまま、限度額を高くしたローンと考えると分かりやすいと思います。自営業者や個人事業主も対象になるローンが多いです。

総量規制対象外なので年収の3分の1を超えても借入れが可能です。

税金滞納している人がビジネスローンに申し込む際の注意点ですが、収入証明書類の提出は確定申告書だけでいいビジネスローンを選んでください。納税証明書の提出が回避できれば審査に通る可能性はあります。

例えば、オリックスのVIPローンカードBUSINESSは収入証明書として確定申告書があれば大丈夫です。

妻が税金滞納していたらローンの審査に影響あるか

カードローンやクレジットカードはもともと、税金滞納が審査に影響することはほとんどありません。

では、審査の厳しい住宅ローンはどうでしょうか。妻や夫などが税金滞納していると審査に不利になりそうですよね。

実は、住宅ローンの審査では「申込者の税金滞納」をチェックしますが、申込者の妻(夫)が税金滞納しているかは審査対象外です。

連帯保証人になるなど、ローン契約にかかわらない限りは問題ありません。

まとめ:税金滞納していてもカードローンの審査には影響ない

今回説明したとおり、税金滞納していてもカードローンの審査にはほとんど影響がないことが分かったと思います。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

税金滞納している場合のローン審査のまとめ
  1. 税金を滞納しているとローンの審査に通らないのか
    →信用情報に登録されないので審査に影響はない
  2. ローン会社に税金滞納はバレるのか
    →通常バレることはない
    →納税証明書を提出できないことがバレなければ問題ない
  3. 税金滞納していても住宅ローンに通るのか
    →基本的に審査には通らない
    →「直近3期分の納税証明書」が必要なら3年間税金滞納しないことが条件になる

税金滞納していてもカードロ-ンやクレジットカードは契約できます。もし審査に落ちたのであれば税金滞納が原因ではなく、信用情報や他社借入が原因で審査に落ちる人が多いです。

カードロ-ンやクレジットカードの審査で税金滞納は全く怖くないのですが、税金滞納の督促は怖いのでできるだけ早く払うようにしてください。