クレジットカードの滞納があっても入居審査は通る?|ブラックでも賃貸OK

  • 金融ブラックや借金があると賃貸契約できない?
  • 過去に家賃滞納したことがあるが入居審査に通る?
  • 審査の甘い保証会社が知りたい

このような悩みが解決する記事を書きました。

家賃の安いところに引っ越したくて不動産屋に行った。今住んでいる家よりも安くて条件のいい家が見つかり申し込み。結果は審査落ち。

過去にクレジットカードを滞納した人や、携帯料金や奨学金を払えず滞納した人。このような人は金融ブラックになっているので、賃貸の入居審査で落とされることがあります。

ですがブラックリストに載っていたとしても入居審査は通ります。過去に家賃滞納した人でも借金をしていても通ります。

例えば、自己破産をした人は完全なブラックリスト。でも賃貸物件に住んでいますので、ブラックでも入居審査に通ることが分かります。

ただ、ブラックリストの人が賃貸物件を借りるためにはちょっとコツがいります。

この記事では「金融ブラックや借金持ちの人が入居審査に通る方法」「ブラックが選ぶべき保証会社」について解説していきます。

記事を読み終えたら、ブラックでも賃貸物件を借りられることが分かります。

金融ブラックでも入居審査に通ることは可能

クレジットカードの滞納していても入居審査は通る

過去にクレジットカードを滞納した人など、ブラックリストだと入居審査では不利になります。ですがブラックがバレなければ問題ありません

そのためには、どのように入居審査をしているかを知る必要があります。

審査をするのは管理会社、大家さん、保証会社。そして、入居審査でチェックされるのは主にこの3点です。

  • 家賃を支払い続ける能力があるか
  • 連帯保証人は信用できる人か
  • トラブルを起こさない人か

この条件をクリアすれば入居審査はクリアです。

家賃を支払い続ける能力があるか

年収や勤務先、勤務年数、家族構成など、安定した収入があるかどうかがチェックされます。このあたりはカードローンの審査とそう変わりありませんので「カードローン審査落ちを防ぐための5つのポイントと審査の流れを解説」の審査ポイントを参考にしてください。

ここで審査落ちしやすいのは、家賃に対して年収が少ない人です。家賃が収入の25~30%程度に設定してください。

収入に見合った家賃の物件を選ばないと、審査落ちの原因になります。

公務員であれば家賃は収入の33%でも通る可能性は高いですが、アルバイトだと25%程度を意識したほうが審査に落ちにくいです。連帯保証人の質がよければ別です。

過去に家賃滞納した管理会社ではないかもチェックしたほうがいいです。

連帯保証人は信用できる人か

連帯保証人になるためには一定の条件があります。

  • 近い身内であること(親など2親等以内が望ましい)
  • 支払い能力があること
  • 高齢でないこと
  • 近くに住んでいること(条件により近隣の県)

連帯保証人を頼める人がいない場合は、保証会社を利用することで保証人不要となるケースもあります。不動産屋に確認してみましょう。

保証会社は、入居者が家賃滞納した時に大家さんに家賃分を保証します。入居者の連帯保証人になるイメージですね。

ですが、最近は保証会社を利用しても連帯保証人を求められるケースもあります。

保証会社が別途連帯保証人を求めてきた

 

H26のグラフの濃い緑の3%のところ、保証会社が別途連帯保証人の追加を求めていることが分かります。

「入居者からすれば連帯保証人の代わりにお金を払って保証会社と契約してるのに!」

そう思われるでしょう。ですが、連帯保証人を用意する理由はお金だけの問題ではありません。

保証会社の役割とは

保証会社の役割は「滞納した入居者の代わりにお金を建て替えて取り立てをする」です。それ以外のトラブルには関わりません。

例えば入居者が他の入居者とトラブルを起こしている場合、原則として管理会社が対応することになります。ですが管理会社が言っても聞かない人もいるでしょう。

そんな時のための連帯保証人です。入居者も「連帯保証人には迷惑をかけたくない」と思っている人が多いのでトラブル解決はしやすくなります。

狙っていた物件で「どうしても連帯保証人が必要」と言われるならあきらめる必要があります。不動産屋に相談しても打てる手がないなら保証人不要の物件を選ぶしかありません。

トラブルを起こさない人か

大家さんや保証会社の担当者に直接会うことって、実はほとんどありません。大家さんと直接面接をする物件も中にはありますが少ないです。

では誰がトラブルを起こさない人かチェックしているのか?

それは不動産屋です。不動産屋にドアを開けた時から入居審査は始まっていて、服装や態度、言葉遣いは必ずチェックされています

不動産会社は「こいつトラブル起こしそうだな」と思ったら、保証会社や大家さんに伝えますので入居審査は不利になります。そうならないためにも身なりを整えて誠実に対応しましょう。

不動産屋に自分がブラックリストだと伝えたほうがいいのか

賃貸はブラックでも借りれるか

先ほどの話を聞いて「不動産屋も審査しているなら自分がブラックリストって伝えたらダメじゃん」って思う人もいるでしょう。

ですが自分がブラックだったり、過去に家賃の滞納をしたことがある場合は正直に話したほうが話は進みやすいです。

不動産屋はお客さんが誠実な人であれば、「絶対に入居審査に通してやろう」と考えてくれます。

このように、ブラックリストや過去の家賃滞納が問題にならない物件を探してきてくれます

滞納やブラックだと絶対に入居審査に通らない物件はあります。そのような物件を避けることができるので、不動産屋に正直に話して味方につけましょう。

「滞納やブラックだとこの保証会社は無理」など知識がある人は、黙っていても大丈夫です。自分でそういう物件を避けてください。

自分がブラックだと言いたくない人のために、保証会社の選び方を説明しますね。

金融ブラックのための家賃保証会社の選び方

ブラックは審査の甘い保証会社を選ぶべき

ブラックの場合は保証会社の入居審査が一番のポイントになります。

入居審査は先ほど説明した通りです。保証会社によって審査の甘いところもあれば厳しいところもあります。

ですがそれ以上に注意することがあります。

信販系の保証会社

信販系の保証会社はクレジットカードを発行している会社と思って頂けると分かりやすいです。

  • 株式会社アプラス
  • 株式会社エポスカード
  • オリエントコーポレーション
  • 株式会社ジャックス
  • 株式会社セゾン
  • 株式会社セディナ
  • 株式会社ライフ

金融ブラックの人はもうお分かりですね。

信販系の保証会社は信用情報機関CICやJICCの情報を見ることができます。つまりブラックリストかどうかを調べます。

信販系の保証会社はブラックリストだと審査には通りません。申し込む前に狙っている物件の保証会社が信販系ならその物件には申し込まないようにしてください。

ブラックリストではなくなれば入居審査に通る可能性はあります。

過去記事の「ブラックリストだといつまでローンは組めない?ブラックを消す方法はある?」を参考にしてください。

大事なことなのでもう一度言います。ブラックリストの人は信販系の保証会社には絶対に申し込まないでください。

全国賃貸保証業協会(LICC)

全国賃貸保証業協会に加入している保証会社です。

信用情報機関の情報を見ることはできないのでブラックリストでも入居審査に通ります

  • アーク株式会社
  • 株式会社アルファー
  • エルズサポート株式会社
  • 株式会社近畿保証サービス
  • 興和アシスト株式会社
  • ジェイリース株式会社
  • 全保連株式会社
  • 賃住保証サービス株式会社
  • ニッポンインシュア株式会社
  • ホームネット株式会社
  • 株式会社ランドインシュア
  • 株式会社ルームバンクインシュア

基本的には独自審査で審査が通りやすいとも言われています。

この中だと「全保連株式会社」の入居審査が甘いと言われています。実際にブラックで自営業の人でも審査通ってますが落ちている人も一定数いるようですね。

その理由のひとつとして考えられるのが、「LICC内で情報共有している」という点。

つまり家賃滞納の情報を共有しているということ。この中に過去に家賃滞納したことがある保証会社があるかどうか必ずチェックしてください。

情報の登録期間は保証委託契約の終了から5年間(滞納があった場合は債務が消滅して5年間)です。

家賃滞納は支払ったあと5年間登録されます。滞納したままだとずっと残っている可能性があります。家賃滞納版ブラックリストがあると思ったほうがいいですね。

賃貸保証機構(LGO)

賃貸保証機構に加入している保証会社です。

こちらも信用情報機関の情報を見ることはできないのでブラックリストでも入居審査に通ります

  • ALEMO株式会社
  • 株式会社Casa
  • 日本セーフティー株式会社
  • ハウスリーブ株式会社
  • フォーシーズ株式会社

全国賃貸保証業協会と違う点は、賃貸保証機構内で情報共有していないことです。

例えば、過去に株式会社Casaで家賃滞納したことがあっても、フォーシーズ株式会社には滞納情報は共有されません。

しかも独自審査で審査の甘さには定評があります。フォーシーズ株式会社、株式会社Casa、日本セーフティー株式会社はかなり審査が甘いです。

特にフォーシーズ株式会社はかなり入居審査が甘く、ブラックリストだったり、家賃滞納の過去がある、フリーターなど入居審査に自信がない人におすすめです。

何て言ったって「承認率は98%以上」がうたい文句ですからね。

保証料が他社より少し高いデメリットはありますが、絶対に審査に通りたいならフォーシーズ。

その他の独立系の保証会社

ここまで紹介した保証会社以外にも保証会社はあります。

数が多いので少しだけ紹介します。

  • 株式会社近畿保証サービス
  • ジェイリース株式会社
  • 株式会社エントランス
  • 日本賃貸保証株式会社(JID)
  • ナップ賃貸保証株式会社

国土交通省の登録家賃債務保証業者一覧を参考にしてください。

こちらも信用情報機関の情報を見ることはできませんので、ブラックリストでも入居審査に通ります

入居審査で最後の関門は大家さん

入居審査の基準は大家さん次第である

大家さんにもよりますが、基本的に不動産屋と保証会社に任せている人も多いです。

「あんたらがいいって言うならいいよ」くらいの大家さんならいいのですが、中にはクセのある大家さんもいます。そういう大家さんはだいたい過去に入居者とトラブルになっていることが多いです。

大家さんの審査基準はいろいろありますが、主にこの2つ。

  • 家賃を遅れずに支払い続けてくれるか
  • 変な人ではないか

大家さん側の悩みとして、意外と立場が弱いことです。一度入居させてしまうと簡単に追い出すようなことはできません。だから滞納しそうな人、トラブルを起こしそうな人を避けたいわけです。

大家さんが入居させたくない人とは

大家さんは誰に物件を貸すか貸さないかを決めれる権利があります。

これは日本住宅管理協会の資料ですが、特定の層の入居を拒否しているデータです。
大家に入居拒否される人たちとは
外国人、生活保護者、高齢者、無職、障害者、子育て世代、一人親世帯に対して入居制限がされています。

子育て世代は8%ほど大家さんに拒否感を持たれているので、約1割は審査落ちすると頭に入れておくといいですね。

入居制限の理由はこちらです。
大家が入居拒否する理由
一番の理由は家賃の不払いに対する不安で、あとは入居後のトラブルへの不安が理由です。

大家さんが拒否している以上、その物件の入居審査に通ることはありません。その物件は忘れて次を探しましょう。

入居審査の連絡が来ない場合は審査に落ちてるのか

入居審査にかかる時間はどのくらいか

入居審査の連絡はだいたい3日から10日ほどと言われています。

2~3日で審査の連絡が来たとしたら、不動産屋がすごい頑張ったといえます。土日を挟んだ場合は4~5日かかります。

ですが下記のような事情により、入居審査に時間がかかるケースがあります。

  • 書類の不備
  • 不動産屋の繁忙期や長期休暇
  • 大家さんと連絡が取れない

ひとつずつ説明しますが、原則1週間連絡がなければ催促の電話を入れてもいいでしょうね。

書類の不備

最も多いのは申込書に不備があること。記入必須な項目を埋めていないケースは多いです。

キャリアの浅い担当者だと、あとから「この書類が足りませんでした」ということを言ってきます。

身分証明書、収入証明書、連帯保証人の情報(連絡先や収入)などは必要になるはずなので、何も言われなかったら後から提出することになり、審査が遅くなります。

不動産屋の繁忙期

不動産屋の担当者はひとりを担当しているわけではありません。特に1~3月は不動産屋の繁忙期なので、担当者の負担も重くなり入居審査が遅くなることもあります。

バタバタしていて「保証会社に書類の提出を忘れていた」というミスもでてきます。

逆に、盆や夏休みで担当者と連絡がつかないケースもありますので、確認しておいたほうがいいです。

大家さんと連絡が取れない

なかなかつかまりにくい大家さんはいるようで、不動産屋が困っているという話はよく聞きます。

このように大家さんが旅行に行っていて連絡がつかなかったケースもあります。これはどうしようもないので待つしかありません。

まとめ:ブラックリストでも賃貸の審査は通る

家賃やクレジットカードの滞納があっても入居審査に通ることは分かって頂いたと思います。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  1. 金融ブラックや借金があると賃貸契約できない?
    →信販系の保証会社を避ければブラックはバレない
  2. 過去に家賃滞納したことがあるが入居審査に通る?
    →過去に家賃滞納した保証会社と管理会社、それとLICCに登録してある保証会社を避ければ問題ないことが多い
  3. 審査の甘い保証会社が知りたい
    →フォーシーズ株式会社、株式会社Casa、日本セーフティー株式会社

家賃滞納した人、ブラックの人は保証会社選びさえ気をつければ賃貸の入居審査は怖くありません。

この記事をよく読めば、勧められた物件の保証会社を必ずチェックして審査に通りそうかを自分で判断できるはずです。

自信のない人は、不動産会社に自分はブラックリストだと話をしておくと、ブラックNGの保証会社の物件を勧められることはないでしょう。