固定電話がないとローンが組めない?カードの審査にも影響する?

  • 固定電話がないとローンが組めない?
  • 固定電話を持っているとクレジットカードやカードローンの審査に有利?

このような疑問を解決するための記事になっています。

今の時代は固定電話がない家庭も多くなってきており、「携帯電話があれば固定電話は必要ない」と思う人も多いでしょう。

でも、ネットでは「固定電話が審査に影響する」って書いてあったりします。そんな不安を消していきます。

この記事では「固定電話の有無で審査にどう影響するのか」ということについて、くわしく説明していきます。

記事を読み終えると、固定電話がどれくらい審査に影響しているか分かるようになります。

固定電話がないとローンが組めない?

携帯電話が普及する前は、固定電話がないとカードローンやクレジットカードの審査には通りませんでした。
「固定電話」という項目は、それほど重要視されていました。

固定電話が審査に重要視されていた理由は下記の2点です。

  1. 電話加入権が高く資産扱いだった
  2. 金融機関が申込者と連絡を取る手段は固定電話しかなかった

電話加入権が高くステイタスだった

電話加入権とはNTT東日本、NTT西日本の加入電話回線を契約するための権利のことです。

1980年代の固定電話の加入権は72,000円もしたので、固定電話があることはひとつのステイタスでした。

この時代は、電話加入権を担保にしてお金を借りることもできました。
現在では電話加入権の価値がほとんどなくなったので、「電話担保金融」と呼ばれていた業者はもういないでしょう。

申込者と連絡を取る手段は固定電話しかなかった

携帯電話が普及する前は、金融機関が借り手と連絡を取る手段は固定電話しかありませんでした。

電話で連絡の取れない人は、返済が遅れた時などに連絡が取りづらく回収しにくいので敬遠されていました。

2019年現在は、固定電話があることが審査に通る必須条件ではなくなりました。
携帯電話だけでもカードローンやクレジットカードの審査に通るようになっています。

固定電話がないとローンが組めない時代はもう終わりました。

ですが、固定電話があったほうが審査にプラスにはなります。

固定電話があると審査に有利になるのか?

携帯電話があれば審査に通るのようにはなりましたが、固定電話があると審査に有利になります。
少しだけですが。

その理由を説明していきます。

スコアリングで点数がプラスされるから

カードローン会社やクレジットカード会社には「スコアリング」という審査のシステムがあります。
申込者が書いた申込書の「年収」「借入額」「借入件数」「勤務先」などを、コンピューターが自動的に点数をつけてくれるシステムです。

このスコアリングにより、申込者の属性に点数がつけられ、一定の点数以上の人に「○万円以上融資可能」と出ます。

固定電話があると、このスコアリングで少しだけ点数がプラスされます。
これが固定電話が審査に有利な理由です。

固定電話があることでその住所に住んでいることが分かるから

金融会社は、104番号案内で固定電話の回線名義を確認しています。
104番号案内とは、104で電話して名前と住所を言えば電話番号を調べてくれるサービスのことです。

104に登録していない場合でも、「このお客様はお客様の申し出により番号案内をしておりません」 とアナウンスがあれば、その名義でその電話回線が契約されていることがわかります。

これで固定電話の裏付けが取れれば、その住所に確かに住んでいる証拠になります。
逆に名義が違う場合は、審査にマイナスになることもありますので注意が必要です。

一番問題なのは、電話料金未払いで「お客様のご都合により・・・」というアナウンスが流れることです。

カードローンやクレジットカードの審査担当者は、「電話代も払えない人にお金を貸したとしても、きちんと返済してくれるとは思えない」と判断するでしょう。

固定電話はカードローンの審査に大きな影響はない?

「固定電話があると審査に有利になる」という話をしましたが、大きく差があるわけではありません。
少し点数がプラスされるといった認識で問題ありません。

昔の固定電話は電話加入権が必要で設備料として数万円必要でした。それが今では0円で契約ができます。

月々の固定電話の基本料はかかりますが、やはり固定電話はあるほうが審査に有利になるといえます。

消費者金融は「存在しない人にお金を貸すリスク」を取らなければならないので、電話帳に固定電話の番号が載っているような人に貸したいのは当然と言えます。

ですが、以前ほど重要視される項目ではなくなり、固定電話がないという理由だけでカードローンの審査に落とされることはありません。住宅ローンや自動車ローンも問題なく通ります。

固定電話はなくてもいいか?

基本的には問題ありません。

銀行・消費者金融・クレジットカード会社の申し込み条件を見ると分かると思いますが、「固定電話がないと申込不可」という文言はどこにもありません。

Q:携帯電話しか持っていないのですが、申し込みすることはできますか?
A:お申し込みいただけます。

あえて明記しているカードローン会社は少ないですが、固定電話がなくても審査で大きな影響はありません。

あと一歩でカードローンの審査に通りそうな人であれば、固定電話を引くことで審査に通るケースもあるかもしれませんが。

審査に関して言えば、固定電話のことを気にするよりも、ほかの審査項目を気にしたほうがよほどいいです。

例えば、固定電話以上に審査に重要なのは「信用情報」や「他社借入」です。

特に信用情報がブラックリスト入りしていれば、固定電話があってもなくても関係なく審査に落とされます。

ブラックリストについて詳しく知りたいかたは、こちらの記事を読んでください。

自営業者・個人事業主は固定電話がないとカードローンの審査に通らないことがある

「固定電話の有無は審査で大きな影響はない」といいう話をしてきましたが、自営業者・個人事業主は別です。

自営業者・個人事業主は、在籍確認の問題があるため審査に大きく影響します。

例えばサラリーマンが自宅に固定電話がなくても、勤務先に電話をしますので、在籍確認には全く影響はありません。

ですが自営業者・個人事業主が固定電話がないと、在籍確認の電話を携帯電話にしなくてはいけません。
本当にその勤務先の住所で働いているかは審査担当者は分かりません。

なので、提出書類が増えたり、審査が厳しくなってしまいます。
銀行カードローンの場合、「原則として勤務先の固定電話は必須」と考えているので、そもそも審査に通りません。

固定電話のない自営業者・個人事業主は必ず申込条件を確認しましょう。
書いていなければ直接コールセンターに電話して確認してください。

まとめ

上記で説明したとおり、固定電話の有無は審査に大きく影響がないことが分かったと思います。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

在籍確認のまとめ
  1. 固定電話がないとローンを組めないのか
    →昔は固定電話がないとローンを組めなかったが現在では問題なし
  2. 固定電話を持っているとカードやローンの審査に有利になるか
    →スコアリングで少しだけ有利になる
    →自営業者・個人事業主は勤務先に固定電話がないことで申込不可のケースもある

昔と違い、固定電話がなくても審査には大きな影響はなくなりました。
携帯電話しかなくてもカードローンやクレジットカードの申し込みで不利になることはありません。