社内ブラックだと審査に通らない|保証会社が原因で住宅ローンに影響も

  • 一度金融事故を起こした業者は一生利用できない?
  • 社内ブラックになると他のカードやローンも通らない?
  • 社内ブラックは住宅ローン審査に影響ある?

このような疑問を解決するための記事になっています。

社内ブラックという言葉を聞いたことはあるでしょうか?

カードローンやクレジットカードの審査に落ちたことのある人、悩んだことのある人は一度は聞いたことがあるかもしれません。

社内ブラックは、ある意味では普通のブラックリストよりもたちが悪いと言えます。一生ブラックリストの可能性があるわけですから。

過去に自己破産や支払滞納など、金融事故を起こしたことがある人は必ず読んでほしいと思います。

この記事では「社内ブラックがカードやローンの審査にどう影響するか」「住宅ローンにどう関係してくるか」「社内ブラックにどう対処すればいいのか」などについて、くわしく説明していきます。

記事を読み終えると、いつからクレジットカードの審査に通り、ローンが組めるようになるか分かるようになります。

社内ブラックとは

社内ブラックは永久ブラックリストか社内ブラックとはその会社内だけのブラックリストのことです。

社内ブラックになってしまうと、ブラックリスト入りしたカードローン会社やクレジットカード会社に申し込んでも審査に通らなくなります。

一般的なカードローンやクレジットカードの審査では、申込をすると、信用情報機関の情報を照会して、過去に金融事故を起こしていないかチェックします。

それとは別に社内ブラックではないかもチェックされ、社内ブラックだと審査に落ちます。

社内ブラックになる条件とは

社内ブラックになる基準は公開されていませんので、一般的な見解として説明します。

社内ブラックになる条件
  • 自己破産や任意整理などの債務整理
  • 虚偽の内容での申し込み
  • 支払い滞納や遅延での強制解約
  • クレジットカード現金化などの規約違反
  • 怒鳴りこんだなど直接的なトラブル

要はカードローン会社やクレジットカード会社に「こいつにはもうかかわりたくない」と判断されるようなことをしたかどうかです。

仮に年収が高く地位もあるような人でも、毎日のように悪質なクレームの電話を入れるような人なら社内ブラックになってもおかしくありません。

社内ブラックになったケース

例えば下記のようなケースがあるとします。

  1. 消費者金融アコムのカードローンを利用していた
  2. 仕事をクビになり、払えなくなり滞納するようになった
  3. 結局は自己破産をすることになった

このケースでは最終的に自己破産をしているので、まず自己破産でのブラックリストについてお話します。

自己破産をすると、ブラックリストとして個人信用情報機関に5~10年程度情報が残ります。
その期間が過ぎれば、自動的に信用情報から自己破産という情報が消されるので、ブラックリストではなくなります。

しかし、信用情報機関から金融事故情報が消えたとしても、自己破産をされた消費者金融アコムには、社内のデータベースに情報が残ったままです。

信用情報機関には情報の保持期間が決められていて、自己破産だと5~10年、支払滞納(延滞)だと1~5年たてば消されます。

ですが社内情報については、信用情報機関のように情報の保持期間が決められているわけではありません。

このケースで言えば、自己破産をされたアコムが「自社で自己破産をされた」という情報を消すわけはありませんよね。

つまり、「アコムでは半永久的にブラックリスト」ということになります。この場合、アコムでは一生審査が通らない可能性が高いです。

ブラックリストについて詳しく知りたい人は、過去記事の「ブラックリストだといつまでローンを組めない?」を参考にすると理解が深まります。

社内ブラックは他社の審査に影響はあるのか

不安になることばかり説明したので、少しだけ気の休まる話を。

基本的に消費者金融は、社内ブラックについて他社に教えることはありません。

確かに消費者金融は信用情報機関に「滞納」や「自己破産」などの情報は登録はします。

アコムではお客さまに無理なく健全なお取引を続けていただくために、お客さまからご了承いただいたうえ、お申し込みの際などに信用情報の照会を行い、またお取引内容、完済日、お取引情報などを登録させていただきます。

ですが、その信用情報機関は保持期限が過ぎればそういった情報は消します。

あくまでも「社内ブラック」は社内の情報なので他社の審査に影響はありません。

それに社内ブラックであれば審査に通りにくいことは事実ですが、「絶対に審査に落ちる」というものでもありません。

中には審査に通ったケースもありますので、今の属性がよければ可能性はあるかもしれません。

保証会社の社内ブラックに注意

保証会社の社内ブラックが銀行カードローンの審査に影響する

「社内ブラックは独自の内部情報なので、その消費者金融では審査は通らないが、他の消費者金融の審査には影響しない」という話をしました。

ですが、その消費者金融が保証会社になっている場合は注意が必要です。

消費者金融が銀行の保証会社をしているなら要注意

例えば、三菱東京UFJ銀行カードローンの場合は消費者金融アコムが保証会社をしています。

三菱東京UFJ銀行カードローンに申し込んだ場合、三菱東京UFJ銀行の審査に加え、保証会社の消費者金融アコムでも審査をします。

以前アコムで金融事故を起こしてアコムの社内ブラックになっていたとしたら、三菱東京UFJ銀行を一度も利用したことがない人でも「ブラックである」と判断されて審査に落ちる可能性が高いです。

ご利用いただける方:年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(アコム㈱)の保証を受けられるお客さま。

上記の記載を見ると分かるように、保証会社の保証が受けられなければ審査には通りません。

過去に債務整理や滞納をした人は、「その会社がどこかの保証会社になっていないか」ということを必ずチェックしましょう。

保証会社の審査について詳しく知りたいなら、下記の記事をご覧ください。

銀行ローン申し込み前に保証会社は必ずチェックする

代表的な銀行と、その保証会社を下記に挙げます。

  • 三菱東京UFJ銀行:アコム
  • みずほ銀行:オリエントコーポレーション(オリコ)
  • 三井住友銀行:SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
  • りそな銀行:りそなカード
  • 楽天銀行:楽天カード、セディナ

銀行のカードローンの商品詳細や利用条件などをよく読んでみると、「保証会社の保証が受けられる方」という条件があります。

つまり「保証会社の審査を通らないと、その銀行のカードローンの審査に通ることはない」ということです。

何度も言いますが、「銀行のカードローンに申し込む場合は保証会社がどこなのか」を必ずチェックしてください。

社内ブラックの情報はグループ会社と共有されるか

基本的に、グループ会社や関連会社の顧客情報は共有されると思ってください。
つまり社内ブラック情報も共有されるので審査に影響を与える可能性が高いです。

下記は三井住友カード株式会社の情報の共同利用についての資料です。

(b)共同利用者の範囲
株式会社三井住友フィナンシャルグループ、並びに同社の有価証券報告書等に記載されている連結対象会社及び持分法適用会社。
※共同利用者の範囲は上記の通りですが、個人情報保護法に基づく対外告知を実施済みの会社との間でのみ共同利用を実施いたします。

この資料を読むと、グループ内で「情報共有します」と書いてあります。

三井住友カードのグループ会社は下記です(銀行、クレジットカード会社、消費者金融のみ)

  • 株式会社三井住友銀行
  • 三井住友カード株式会社
  • 株式会社セディナ
  • SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)
  • 株式会社SMBCモビット

情報共有するということは、社内ブラックも共有するということでしょうか。
三井住友銀行で金融事故を起こすと、信用情報から情報が消えても「プロミスの審査には通らない」ということになります。

2015年頃の話ですが、プロミスで金融事故を起こした知人が三井住友カードの審査に通ってクレジットカード発行してました。

少し古い話だからなのか、申し込みブラックを共有していないのかは微妙なところです。

まとめ:社内ブラックになると審査でかなり不利になる

上記で説明したとおり、社内ブラックになると金融事故を起こした金融機関の審査には通らなくなります。

社内ブラックの情報は削除できないので、金融事故や金融会社とのトラブルを起こさないように気をつけましょう。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

社内ブラックのまとめ
  1. 金融事故を起こした業者は一生利用できない?
    →基本的にはできないが可能性はゼロではない
    →クレジットカード会社は全額返済した上で属性がよくなれば可能性あり
  2. 社内ブラックになると他のカードやローンも通らない?
    →社内ブラックは他社と共有してないので問題ない
    →銀行のカードローンの場合は保証会社に注意
    →グループ会社で社内ブラックを共有している可能性がある
  3. 社内ブラックは住宅ローン審査に影響ある?
    →申し込む銀行の保証会社と過去にトラブルになっていると審査に影響あり

過去に金融事故を起こしたことがある金融機関は、審査落ちする可能性が高いので申し込みは避けましょう。
その金融機関が保証会社をしている銀行を避けることも忘れずに。